寒さが違います。

今月のトチヨガは雪でした。

 

今年は雪がよく降ります。

都内でも『大雪』と言われるくらい雪が降りました。

 

新幹線で那須塩原駅に降り立った時から肌を刺すような寒さが。

山を見たらグレーのものに覆われて、山は降雪でしょう。

お昼のレッスンが始まった頃から山から白いものが・・・。

終わった頃には田んぼ一面が白く、寒さも一段と増していました。

 

 

さて、今月は寒さで縮んだ身体を伸ばして、身体をねじるポーズを用意してきました。

今回のレッスンに1年生と3年生の小学生が2人参加してくれました!

(小学生の参加は最後までマットの上にいる事が条件ですから)始めは参加をどうしようか迷っている様子でしたが、集中力も途切れることなく最後までやり遂げましたね。

最後までやり遂げた達成感からでしょうか

「オレ、ヨガにはまったかも!」などと嬉しい言葉も聞かせてもらえました。

 

 

自分自身に色々な理由をつけて「出来ない」と思い込んでしまいがちですが

運動が苦手な方だろうが、年齢を重ねた方や子供でも、怪我をされている方や

身体の不自由な方でさえ自分の意思で身体を動かす事が出来る方であれば誰でも「出来る」のがヨガの素晴らしいところだと思っています。

また、近年ではヨガは女性のものだと思っている方も多いかもしれませんが、

もともとは男性のみが行うものだったんですよ。

ヨガの起源は定かではありませんが、紀元前800年~500年頃が起源とされています。その遠い昔から現代の今までスタイルを変えながら語りつがれてきたんでしょうね。こんなに歴史の深いヨガですが今では主に女性が行っているとは太古のヨギ達は思いもよらないでしょうね。

 

また、「ヨガをしたら何に効くの?」や「ヨガは何の為にするの?」などと聞かれることもありますが、<ヨガ>というところの大まかな意味では『心と身体をつなぐ為に行います』という答えになりますが、その答えは自分自身で感じて欲しいのです。

ヨガのポーズを行って身体に対する効果はお伝え出来ると思いますが、それでさえ受け取る側が何も感じられなければ伝える事さえ出来ません。また、どちらかと言うと身体の変化よりも心の変化を感じてもらえるようなクラスが出来ればと思っています。

ヨガを行う時間を、自分を知る時間、自分と向き合う時間にして欲しいと思っていますので、行うポーズでバランスがとれなかろうが足がまっすぐ上がらなかろうがそこは問題ではないのです。ただただ身体を壊さない程度に行って欲しいと思うばかりです。身体を動かしているのも自分自身ですから上手に身体をコントロールしてもらえるように、私も伝える努力をしないといけないと思いました。日々、勉強です。

 

今回は、ちびっこヨギに出会えたことに感謝をし、潜在意識の中にある遠い記憶を呼び戻し、来月もまた出会えて「はまったんだな!」と思わせて欲しと思っています。